学会・研修報告

日  時 平成29年2月23日(木)〜24日(金)
場  所 岡山シンフォニーホール/岡山市民会館/ホテルグランヴィア岡山/ラヴィール岡山/ANAクラウンプラザホテル岡山/岡山コンベンションセンター/岡山国際交流センター/岡山医師会館/おかやま未来ホール/岡山シティミュージアム/イオンモール岡山
学会名 第32回日本静脈経腸栄養学会学術集会
内  容  学術集会は「ALL FOR PATIENT―すべては患者さんのためにー」というテーマのもと岡山県で開催されました。今回の学会には、10000人を超える参加者でどの会場も多くの聴講者で賑わっていました。
 今回私は、循環器疾患ポスターセッションで「心臓血管外科における術後の栄養サポートについて動機づけを考えた看護師の関わり」という演題を発表してきました。心臓の手術後は、麻酔の影響や病態の変化、精神的な影響により思うように食事が摂取できない場合があります。術前から、栄養の必要性や栄養の効果について、患者に説明を行い、1日も早く術前の状態を取り戻すことができるようにサポートすることが看護師の重要な役割です。食事を食べエネルギーを摂取することで、心臓リハビリテーションも進みます。患者さんから「食べられるようになると元気もでて、気持ちも元気になり回復力を感じます」という声を良くききます。食べるためのサポートはまさに看護そのものだと考えています。
 学会には、医師や歯科医師だけでなく、看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士などのセラピストの様々な職種からの発表がありました。考え方やものの見方などが職種により様々であり、いい学びになりました。
 今回の学びを、患者さんの回復に役立てつつ、チーム医療の活動にもつなげていきたいと思っています。

看護主任 渡邉 なつき