認知症相談

 佐久間所長は大学に在籍中は認知症治療薬の研究をしていた、日本臨床薬理学会の認定医・指導医です。また日本老年医学会の評議員であり、日本認知症学会や日本老年精神医学会に所属しています。さらに認知症サポート医・介護認定審議会委員をしており、認知症の患者様の診断・治療・介護を、一般の先生方や介護関係者に指導する立場にあります。
 佐久間所長の親のうちふたりは別のタイプの認知症ですので、佐久間所長は認知症家族でもあり、その苦労も現在経験しています。
  認知症は主に5種類あり(アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症、前頭側頭型認知症、正常圧水頭症)、それぞれで治療法が全く異なりますので、間違った診断により、不適切な治療を受けると病状が悪化してしまうことがあり、最近そのような患者さんの相談をご家族や介護関係者から受けることが多くなっています。
 認知症ではその診断がまず重要で、認知症用のMRIと脳の血流検査を行い、認知症の種類を確定します。通常のMRIで「年令相応」の脳であり、見かけ上異常がないと診断された方でも、脳血流検査で血流が落ちていると認知症状が出てきます。また、最近は高血圧や糖尿病、動脈硬化が原因となる「脳血管性認知症」が増加しており、種々の認知症の混合していることも多数あります。
 認知症の治療は、認知症に効く適切な薬をご家族や介護者と小まめに症状を見ながら、さじ加減で調節し、一番効果がある投与量を決定することが重要となります。そのため当クリニックでは、医師・患者家族・介護担当者・ケースワーカーが相談と連絡を小まめに行いながら患者さまの治療にあたっています。また、ご自分を認知症と思っておられない患者様も多く、「認知症外来」受診を拒否し、ご家族が苦労されている場合も良くあります。その際は、「健康診断」や「循環器疾患診断」を受けるように説得し、当クリニックを受診していただければ、「隠れ脳梗塞」があると患者様にお伝えし、認知症の検査を受けていただき、診断・治療を開始することが可能となるように致しております。
 また、平成29年3月12日より道路交通法が変更され、75歳以上の後期高齢者は、運転免許更新の際のみならす、軽微な交通違反を犯した際にも、公安委員会で認知症検査を受け、「認知症の疑いが高い」と認定されると、「認知症ではない」という医師の診断書をもらえない限り、運転免許が取り消しになることになりました。そのための「高齢者運転免許取得評価外来」を当クリニックでは行っています。
 認知症相談・高齢者運転免許取得評価外来は、初診の診療時間が長くなるため、受診予約が必要となります。月曜日から金曜日の午後に、011-722-1122にお電話をいただき、予約をしていただければと存じます。なお、高齢者運転免許取得評価外来は、警察庁の指導により、ご家族の同伴が望ましいとされているため、当クリニックではご家族の同伴を必須とさせていただいていることをご了承願います。


お問い合わせ先 北光記念クリニック (011)722−1122
月曜日〜金曜日 14:00〜16:30