クリニックで取り組んでいる診療

生活習慣病サポートチームからのコメント

医師

高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病、さらに最近話題となり「特定健診」の対象となっているメタボリックシンドロームに対しては、「自分自身で健康管理」ができるように、さまざまな角度から受療者様の現状を分析し、医師・看護師・管理栄養士・薬剤師・理学療法士がチームを組み、それぞれの専門的立場からアドバイスをさせていただくという「生活習慣病改善プログラム」を用意しています。

「生活習慣病改善プログラム」作成にあたっては、まず受療者様の生活習慣の詳細な聴取を行います。起床から就寝までの生活パターンや、飲酒、喫煙、運動習慣、仕事でのエネルギー消費量や服薬状況を聴取し、食習慣については肉や魚の摂取状況、味付けの濃さや食べる速さまで細かくチェックします。これらのライフスタイルの分析と諸検査結果、薬物治療内容をもとに生活習慣病チームがカンファレンスを行い、受療者様個々に合わせたプログラムを作成し、それに沿ってアドバイスをさせていただきます。

食事療法や運動療法は長く継続する必要がありますので、受療者様のご家族にもプログラムに参加していただき、生活習慣改善への協力と励ましを行っていただくことも大切です。
 ご家族のみなさまがご一緒に「健康寿命」を延ばしていただければと存じます。

看護師

私たち看護師は、受療者様にとってより良い生活習慣を身につけていただけるよう、プログラムを通してサポートしています。受療者様と共に、現在の生活を振り返り、どのように改善していくと良いのかを考え、到達可能な目標を立て、その目標に向かって無理なく進めていけるようお手伝いしています。

出来る事から一歩ずつ、途中で立ち止まり、後戻りしそうになっても、目標に向かって前進していけるようサポートしていきたいと思っています。

新しい生活の第一歩を、私たち看護師と共に踏み出してみませんか? 「毎日少しずつでも良いのです」「継続は力です」

管理栄養士

生活習慣病を改善するには、まず1日3食バランスの良い食事をとることが大切です。様個々に合わせた食事のアドバイスをさせて頂きたいと思っております。
 食事についてご相談等ありまりたら、お気軽に声をかけてください。

食事のポイント

主食(ごはん・パン・めん)、主菜(魚・肉・卵・豆腐など)、副菜(野菜のおかず)毎食この3つをできるだけそろえて食べましょう!

食事のポイント

薬剤師

生活習慣病では食事療法と運動療法が中心となりますが、お薬を飲んで治療して頂く場合もあります。もちろん、飲み忘れなく正しく服用していただくことはとても大切なことですが、ご自身が服用されている薬について、どんな働きをするのか?副作用は?など理解を深めた上で服用して頂くことも大切であると考えます。

薬

私たち薬剤師は皆さんがお薬に関する不安を少しでも取り除き、薬による治療効果を最大限引き出せるよう、全力でサポートいたします。

理学療法士

「運動しようと思っても、どのように始めてよいのか分からない」という疑問に対して、実際に続けられそうな運動を一緒に考えていきたいと思っています。運動の効果はすぐには表れないため、長期的に継続する必要があります。その人にとって、無理のない適切な運動方法をご提案させていただきます。

自分では結構動いているつもりでも、実際はあまり運動になっていない場合があります。反対に、運動がきつ過ぎて疲れる割に効果的でない場合もあります。ライフコーダという万歩計を使って日常の身体活動状況を把握してみることも、生活習慣を改善する第1歩となります。ぜひ一度ご相談ください。