虚血センター 狭心症の症状・原因

狭心症の症状・原因

狭心症の症状

イラスト

狭心症は、歩行、階段昇降などの身体的な動作や運動、精神的な興奮、ストレスなどを感じることで、胸の奥が痛い、締め付けられる、押さえられる、胸が焼けるような感じがする、といった症状が起こることをいいます。症状の程度は、ごく軽い違和感程度のものから冷や汗が出るような強い症状が出るものまで様々です。糖尿病のさまは、病気の進行に比べて症状を軽く感じる場合も多いため注意が必要になります。

狭心症の原因

イラスト

心臓の表面を走っている冠動脈という血管は、心臓の筋肉に対して酸素や栄養を送っています。その血管の内腔が狭くなることで、心筋に十分な血流を送り込むことができなくなり、胸の症状が出てきます。血管の内腔が狭くなる原因は、糖尿病、高血圧、高脂血症による動脈硬化や喫煙によるものです。また、冠動脈のけいれんによる一時的な血管の狭窄により胸の症状が起こる場合もあります。